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「ユリカモメ、白い羽がきれいなぁ」「餌たかく投げてあげたら、うまいことつかむョ」と先生に言われてパンを投げる息子。「空中で食べた。すごいなぁ」。その姿を観ながら、今読みなおしてる作家・松下竜一さんもユリカモメにパンをあげてたんだよなぁと。


 大学時代に私がお世話になった教授に、今は息子が鳥のレクチャーを受けている。心理学の教授は、日本野鳥の会でも活動されている。


  息子とふたり、奈良吉野のさくら見物のときにご一緒して、そのときに幼稚園児の息子は桜よりも先生のおおきな双眼鏡に興味津々、そして鳥の話しを不思議そうに聴いていた。「野鳥を明石公園に観に行くのでご一緒に」と先生からお誘いを受け、息子は大喜び。


 吉野の桜から、ちいさな双眼鏡で近所のスズメやヒヨドリを観察するのが好きになった息子
。「父ちゃん幸せの青い鳥みつけた。ヒヨドリより大きくてええ声でなくよ」と実際にみつけた青い鳥。おとなりのマンションのベランダに巣を作っていた。その後、野鳥図鑑で調べた結果 イソヒヨドリと判明した。それはそれで残念なのことではある。


「カモは鴨だけじゃぁないんやなぁ」そやなぁ、父ちゃんもしらんかったわぁ、鴨にも合鴨に。「それ食べるほうやなぁ。マガモ、カルガモ、ヒドリガモ」


「まだ暖かいから、いろんなのが飛んで来ない、って鳥好きの人たちみんな言ってたね」遠いところを危険を冒して渡ってくる鳥たち。リスクを減らすとはどういうことか? そこにずっと留まっていること。それは動物の世界では死を意味するのではないだろうか。


  飛んでいる鳥は胸をはっているかのように見える。それはあのちいさなカラダを駆使して大海原を飛び、このアジアの隅のちっぽけな島にやってくる。鳥にとってはここが原発で汚染された土地だとは感じないのかもしれない。危険かもしれないのに。


  しかしここに来なければ餌もなければ、遺伝子を引き継ぐこともできはしないのだ。だから飛んでくる。飛んでくれば、仲間や相手がみつかるかもしれない。彼らは意図していないことだが、その美しき姿に私たち人間が魅了され元気づけられる。


「とりのなん子さんが池でパンの耳あげる気持ちが、よぉぉ、、わかったわぁ。今度来るときパンの耳もってこよなぁ。パン屋さんのリーチャンに、パン屑お願いしようか」。ほやなぁ、また明石城を散歩すんのかぁ、今度来るときは寒なるなぁ。2011.11.12記@明石城跡  Chick Corea「return to forever」を聴きながら。



今年も子どもとともに歳時記2011年
「自然のチカラ、そして人のおもい」力まずに|2011.11.27
「走る愉しさ」自転車に乗って| 2011.11.13
「日だまりの中の幸せ」青い鳥|2011.11.12
「ふつうは幸せに」プロのあるべき姿|2011.10.25
「自分の頭を頼りに」いきるってこと|2011.10.1
「爺ちゃんは海の人」生きるおもい|2011.9.24
「協力してこそ」生きるって、こと|2011.9.8
「人はなにができるのか」人を看る|2011.8.23
「だれのための、自分ですか」祈るおもひ|2011.8.6
「あの人は元気だろうか」祈るおもひ|2011.7.8
「あの人のおかげで」魂よ安らかに|2011.6.25
「待ってる人がいてくれる」魂よ安らかに|2011.5.23
「これ以上がんばらんでいいよ」魂よ安らかに|2011.5.11
「不言実行よ、リーダーは」甦るぞ東北|2011.4.12
「一緒に歩んでいきましょうょ」甦るぞ東北|2011.4.10
「たのむでぇ、リーダーよぉ」ふんばろう東北|2011.4.2
「がんばらんでええんです」ふんばろう東北|2011.3.11
「役にたってるんや」はやぶさ|2011.1.29
「だいじょうぶ」先生のことば|2011.1.18
「ひとりじゃない」震災の日のながた|2011.1.17
「うしろ暗いは鬼のえじき」妙法寺追儺式|2011.1.3

子どもとともに良き日に。2010年 
歳時記リスト2010


子どもと歳時記。 2009年 
歳時記リスト2009

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