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「島野じゅらえーすはえぇなぁ」「しんなの女の子か」「クレーンのことか」「いやジュラエースや」「ヅラエース、なんやそれ」「エースは西口くんやろ」「それ野球部や」「じゃぁバレー部か」「エースをねらえ、ってテニス部の石井くんやろ」「おまえらとは話しがあわん」


  そう言っていた高校時代。男ばかりが話すことは、なぜか女性の話しではなく、ごく身近な部活やメカの話しだった。そしてエースは甲子園に出場した野球部のエースではなくて、ぼくが話ししたかったのは自転車のエースのことだ。素晴らしく性能がええ、自転車部品の名前なのだけれど。


「チネリのあのドロップええなぁ」「そやから、野球の話しちゃううんかぁ?」「ちゃう、ちゃう」「なんの話しや?」「自転車のハンドルの話しや」「なんや、じてこの話しか」「なんやそのじてこって?」「知らんの? 自転車のことや。加古川ではそう言うとる」


  ボクの高校時代はこうして、平野先生のありがたいお説教も聞き流し、すぎていったのだ。加古川で自転車と言えば、そのころ週刊誌に女性マンガを描いておられた弓月ひかるさんは、当時女性のマンガにかっこええロードレーサーを登場させていた。ロードレーサーなんて言葉が一般 的ではなかった時代に。そのロードを堤にほりだして、川のどてを段ボールで滑るマンガをみて「あぁこれ加古川やん」と言っていた少女も居た。


  そして数十年を経て、息子と自転車を楽しむことができるようになり、今では女性がロードレーサーに乗る時代が来たのだ。いい時代に成ったといいながら、えぇ歳こいたおっちゃんが自転車の部品で盛り上がる。意味のない話題を熱く語り合えるのだ、ここを女性には理解して欲しいのだけれど。


  それがよくわかるイベントに参加した。最新?!のいでたち、最新の自転車もあり、ビンテージにはみえない?高級車もあり、おもろかった。そして、こんなわけのわからんイベントにプロのロードレーサーが参加して、一緒に走ってくれるのがまた好い。ただ、参加者に子どもさんが少なかったのが残念だ、だってボクはもうすぐ死ぬ が、子どもはあん 時自転車のプロと走ったというのが、あと50年以上残るわけだから。


  プロだからと、同じ競技なのに一緒にできないスポーツはボクは個人的にはスポーツではないとおもっている。心情として、それでお金貰うプロだからとアマチュアとは一緒にできないというのもわかるけれど。そうしたひと昔前の感覚がいま、崩れさっているんだろうなぁと。


  自分の好きなもの、大切なココロを共有できる、それもその道のプロをまじえ、そして子どもからおっちゃんまで全ての年代で、こんな素晴らしいことはないのだ。もちろん国境も、イデオロギーも、男も女も越えて。2011.11.13記@第37回近畿サイクリングフェス兵庫大会  サディスティック・ミカバンド「サイクリングブギ」を聴きながら。



 プロロードレーサー中島康晴選手・愛三工業レーシングチームと走る。

今年も子どもとともに歳時記2011年
「自然のチカラ、そして人のおもい」力まずに|2011.11.27
「走る愉しさ」自転車に乗って| 2011.11.13
「日だまりの中の幸せ」青い鳥|2011.11.12
「ふつうは幸せに」プロのあるべき姿|2011.10.25
「自分の頭を頼りに」いきるってこと|2011.10.1
「爺ちゃんは海の人」生きるおもい|2011.9.24
「協力してこそ」生きるって、こと|2011.9.8
「人はなにができるのか」人を看る|2011.8.23
「だれのための、自分ですか」祈るおもひ|2011.8.6
「あの人は元気だろうか」祈るおもひ|2011.7.8
「あの人のおかげで」魂よ安らかに|2011.6.25
「待ってる人がいてくれる」魂よ安らかに|2011.5.23
「これ以上がんばらんでいいよ」魂よ安らかに|2011.5.11
「不言実行よ、リーダーは」甦るぞ東北|2011.4.12
「一緒に歩んでいきましょうょ」甦るぞ東北|2011.4.10
「たのむでぇ、リーダーよぉ」ふんばろう東北|2011.4.2
「がんばらんでええんです」ふんばろう東北|2011.3.11
「役にたってるんや」はやぶさ|2011.1.29
「だいじょうぶ」先生のことば|2011.1.18
「ひとりじゃない」震災の日のながた|2011.1.17
「うしろ暗いは鬼のえじき」妙法寺追儺式|2011.1.3

子どもとともに良き日に。2010年 
歳時記リスト2010


子どもと歳時記。 2009年 
歳時記リスト2009

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