関西学院大学新学生会館のKGB総部放送局部室



関西学院大学にはもともとふたつの学生会館がありました。第1学生会館は原田の森からここ上ヶ原キャンパスへ移転した1929年当時学生食堂、教職員食堂、各部室として建設された建物。そして第2学生会館は1959年関西学院創立70周年の記念事業の一環で建設された建物です。しかし第1学生会館が火事で焼失、また第2学生会館はクラブ部室しかなく、みんなが集まれる会議室やサロンなどの場所がいつの時代も慢性的に不足していました。


 そのため1978年11月「学生施設整備充実計画」が全学に公表され、それ以降3年半学生、教職員、生協などの各方面 からの意見聴取を重ね1982年10月より本格的工事に入り、1984年7月竣工しました。


 この建物の特徴はパティオ、中庭が広くとられて全室に採光がいくように工夫されているところ。こうしたパティオをデザインした建築様式はスパニッシュスタイルで、関西学院の今までの建築物と似合うものです。中庭の下には公認25メートル7コースのプールが埋め込まれています。


 建物が高くなく圧迫感が無いのは、この上ヶ原地域は高度制限地区に指定されていて地上15メートル以上の建築物は建てられないからです。この新学生会館のもうひとつの特徴はソーラーシステムが屋上に付けられていることです。これによる温水プールへの加温などがまかなわれ、エネルギー節約に貢献しています。


 KGB総部放送局はこの新学生会館の2階に位置しており、中庭から見た新学生会館の写 真の赤い○のところがちょうど部室になります。甲山を背にしてスタジオふたつとそれぞれに副調整室、そして部室があります。
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only Japanese. 2011年8月13日 変更

©Mac Fukuda